なぜ、自分で生涯のパートナーを探す選択をしたのか？

仕事でWEBに関わっている身として日々WEBの進歩には驚かされる毎日ですが、WEBの進化に伴って現実世界の手順は簡略化されていくものです。

WEBの進化に伴って人の出会いも進歩し、多くの出会いのツールが提供されています。その中でも、マッチングアプリは確かにお手軽に恋人を探すツールとして注目され成長していっています。写真を掲載して、自己紹介を書いて相手を募る。とてもシンプルでわかりやすいと思います。

ただ、簡略化された世界では必要な情報だけを提示するということは、どこか良いところだけを簡潔に相手に伝えることになってしまう傾向にあります。確かに自分を魅力的にみせるならそれだけで十分だと思います。でもその伝え方は時に現実の自分よりも良いものとして受け取られ意図せずに相手にウソをつくことになる場合があります。（かと言って詳しく自分の情報を書きすぎると「この人、他の人と違うけど大丈夫かな？」と逆に働いてしまうのが悲しいところです・・・笑）

では、そんな簡略化されたお嫁さん探しが自分には合うのか？と考えた時に答えは「NO」でした。

自分の結婚を真剣に考えた時に、私は「素敵な人と結婚したい」よりも「素敵な人と素敵な人生を送りたい」という答えに行き着きました。「この人は何を当たり前のことを」と思われた方もいると思いますが、実は今の出会いのツールは出会いが優先され、その後の人生を前もって見据えることはあまり考慮されていないのです。

では、そんな私が素敵な人と素敵な人生を歩むには何が必要かと考えた時に出た答えが「最初から自分のことを自分の言葉で伝える」です。

お相手となる方にはできる限り私のことを伝え、既存のツールでは伝えられない僕のことや、想いを伝え、出会うことがその後の二人の人生には大切だと考えたからです。それを実現する方法が「自分で募集する」ことだったのです。伝えたい言葉を伝え、見せたいものを見せる、そのベストなツールが存在しない以上自分で作っていくしかないとこのサイトを制作し、さらに各所でPRするという現在に至りました。

受験や就活が人生を決める一大イベントという風潮がありますが、私にとっては結婚が一番のイベントだ考えています。就活や受験の失敗はその気になればその後の人生で取り返せますが、結婚は長い人生を伴うものであり、子供など未来につながる大切なイベントなのでここは全力で頑張らないと！という背景があります。

現在の出会いに対して、どうしてもお手軽に相手を探すというのが合わない自分がおり、やはり私は「大切な人を探すなら全力で！」という性分で、やっぱりお相手には「全力で貴女をさがしました！」と自信を持って言いたいと考えています。（自分だったらそう言われた方がやっぱり嬉しいと思いますので！）

結果が同じならと言いますが、それでも一生懸命取り組んだことのほうが自分も含めて相手も家族も一生大切にしようと考えますし、その頑張りが素敵な思い出になりますので。そんな全力でお嫁さんを探す方法がやっぱり「自分で募集する」ということだったのです。それに自分で婚活をしたほうが堂々と「大好きな人と結婚したい！」と言えますので。（マッチングアプリでそんな人がいたら少し怖いですよね笑）

以上が自分でお嫁さんを探すことにした背景でした。それでは次はなぜ結婚を意識したのかについてお話をさせてください。

なぜ結婚しなかったの？とよく聞かれますが、結婚は昔から夢でずっとお姫様を探していたのです。（ただ舞踏会は一度も開いたことはありませんでした！）

そんな私が結婚を真剣に考えるようになったのは日常に関して自分自身に変化を感じたからです。

私はデパ地下のスイーツが好きで、あるお店のシュークリームを一人仕事終わりに買って帰りよく食べるのですが、大好きなお店だけあってやっぱり「美味しい！」と思うのです。でもある日、いつもと違う気持ちが湧きました。それは「誰かに食べさせてあげたい」というものでした。

今までは、美味しいものを食べると「この美味しさを誰かに話したい」だったのですが、今は美味しいものを食べると不思議と「誰かに食べさせたい」と思うように。そして、美味しいお店に行くと「ここのシチューは美味しい、だれかに食べさせてあげたい。」と思うのと同時に「一人だと美味しくても嬉しくないなぁ。」や「２人だったらもっと美味しいんだろうなぁ」と考えるように変わっていきました。それでは誰と食べたいかと考えた時、やっぱり「お嫁さんが良いな」と考えるようになったのが始まりだと思います。

結婚したい理由にしては小さいと思う方もいると思いますが、人生のパートナーを探すにあたって、こういう気持ちを伝えたい、何かをしてあげたいと思えるお相手を探すのが大切だと思うのです。（ただ逆に美味しくないものを食べたときも、二人で「失敗しちゃったねー」とかやりたいなって考えていたりもします。）

そんな淡い憧れが湧いてきた私は結婚についてもっと考えるようになりました。

結婚に憧れる理由は大好きな人と一緒に生活することももちろんですが、人生がより色濃くなると考えているからです。

先に結婚をされた人生の先輩方を見ていると、良いこと悪いこと等色々起きていますが「やっぱり家族がいる人は人生が濃いなぁ」といつも感じます。ひとりでいるときでも嬉しいことや悲しいことはありますが、どんなに良いことがあったときでもその喜びは自分ひとりのもので、悲しいときもひとりのものですが、先輩方の話を聞いていると月並みですがやっぱりパートナーがいると本当に喜びは倍に、悲しみは半分ではないかもしれませんが立ち上がる力は大きくなっているんだなぁと感じ尊敬と同時に自分の人生に寂しさを感じることがあります。

たしかに家族が増えるとトラブルや心配事も増え大変なことが増えると思いますし過去に私自身も両親や兄弟と様々な体験をしてきました。それでも独りが本当に良いとは考えたこともありませんでしたし、意外にも逆境に強い自分にはそんな環境がぴったりだと思うと同時に、そんな自分の務めだとも思います。

なによりも、普段とても厳しく寡黙なおじいさんが赤ん坊を見た時に、優しく遠い目で自分の子供の赤ちゃんだったころを思い出しているのを見た時に家族を持つことの意味、人生の濃さを大きく感じました。

そんな先輩方を見ているうちに自身の家族についても考えていくようになり理想の家族像もできあがってきました。

様々な影響を受けた私は、理想の家庭である「現実よりも一歩素敵な家庭」を持とうと考えました。

現実と聞くとなんだかリアリティのあるものを想像してしまいますが、この現実とは現実的に理想することで、現実の家庭とは「家族みんな仲良しで楽しい家族」です。素敵な家庭を夢見てそんな日常を現実のものとするために努力をする。これだけでも素敵なことだし実現のために自分にできることを考えると今から身が引き締まる思いです。でも私の理想は、そんな当たり前の現実よりももう一歩素敵な家庭にできればと考えています。

その一歩を例えるなら「ねーねーねこ」みたいな家庭が理想です。

何を言っているんだろうと再び思われたかもしれません。

やっぱり家族の醍醐味は生活において、嬉しい！美味しい！楽しい！大変だ！と様々な感情を伴った出来事が待ち受けていることだと思います。感情を伝える事ができるのも家族の魅力ですが、私はそこに「ねー」が伝えられたらもっと素敵だなと考えています。「楽しい！」よりも「楽しいねー！」、「美味しい！」よりも「美味しいねー！」と「ねー」をつけるだけでなんだか一緒に嬉しい気持ちが大きくなるように感じるのです！何か失敗をしたときでも「しかたない」よりも「しかたないねー」や「やっちゃたねー」の方がなんだか優しく前向きになれる不思議な言葉なんです。

「ねー」に限らずですが、素敵な家族だからこそ、もう一歩お互いに歩み寄れたら二歩三歩ともっと明るい未来にむけて進めるのかなと考えています。

なのでもし何か大変なことが起きた時は「一緒にがんばろうねー！」と私と一緒に乗り越えていきましょう！

「ねー」って、不思議な言葉でねーがつくだけでなんだか嬉しいことが大きくなって、頑張り時ももっとがんばれる気持ちが湧いてくるので好きな言葉です。

生まれてきてせっかく一緒になれるのなら、ただ当たり前のように仲良くするよりももう少し寄り添って生きていけたらもっと素敵な二人で素敵な家族になれるのかなと考えています。

なので、まずは家族よりも先に二人でたくさんの「ねー」を二人で使えたら嬉しいなと思います。やがて子供が大きくなって独り立ちしたら二人で「こんなことがあったねー」と思い出を共有できたら幸せです。その時にそんな家族の事を優しい目で思い出してそれが誰かの新しい家族の始まりに繋がれば良いなと思っています。

なので一緒に色々思い出を作っていきましょうね！

さて、なんだか力強くないふにゃっとした話をしてしまい不安にさせてしまったかもしれません。（でもこんな理想をもっているタイプだから今社会で力強く戦えています！）

そんな私ですが、子供にいつかしてあげたいことがあります。

それは「今回の話」をしてあげたいです。

君のお母さんを見つけるのにこんなに大変だったんだよ！とかこんなことがあったんだよ！とかすごい頑張ったんだよ！って。

子供にしてあげられることは能力をつけてあげることも重要ですがそれよりも、なにか生き方について考える機会を与えることが重要なのかなと思います。ものすごく馬鹿な父親と思われるかもしれませんが、少しでも先のことを自分で考えるきっかけを与えて、素敵な人生へ向かって行ってくれると信じてあげられたらなと思います。

でも、子供が将来僕みたいにお嫁さん募集してたら笑ってしまうかも、一族の伝統になったかみたいな笑。正直子供に何をしてあげるかなどあれやこれや考えてしまい答えが定まらない状態なので子供に逢ってから考えてあげたいです。

他人に認められるよりも「ベストファーザー賞は受賞できないけど私にとっては最高のお父さん」と家族に認めてもらえるように頑張ります！

以上が私の理想の家族像になります。

私の大まかな結婚感についてお話させていただきましたが、なんだか私の気持ちや理想ばかりになってしまい恐縮です。

最後に私だけでなく、二人の理想についてお話させてください。

私にとっての理想の結婚生活は決して理想を押し付けるものではなく、二人がお互いと家族の幸せという同じ方向にむいていければ良いなと考えています。なので理想をもった家族というよりも、いつまでも理想について色んな話ができる家族にできたら素敵だなぁと考えています。（色んな理想を持たせてあげられるように頑張らないと！）

理想を持ってから計画を立てて頑張るタイプなので原動力にもなりますので理想を見つけたら是非きかせてください。（もちろん実現不可能な夢のような理想の話も大好きです！）

本当は伝えたいことがたくさんあるのですが長くなってしまうのでここではここまでにさせていただきます。

他にも色々考えていることがあるので、これからの長い人生をかけて聞いてもらえたら嬉しいです！また貴女の考えや理想を聞かせてくれたらとても嬉しいです！

以上が私の今回のお嫁さん探しの背景と結婚観になります。

とても長くなってしまったにも関わらずにご覧いただきありがとうございました。

本当はもっと一緒にやりたいことや行きたい場所、してあげたいことやされたいことなどもお話したいのですが、沢山ありすぎるのでぜひお会いしたときにお話できれば幸いです。

気になった方、お話したいことがあるという方はぜひ私までご連絡ください。

また、プロフィールページもありますのでよろしければこちらも御覧ください！